製作:森 さとし

バンダイEGドラえもんっす♫何故、ドラえもんかと言うと…

実は、某キー局の番組でプラモデルの特集をヤルとの事で、ウチの教室で撮影をすると言う依頼が来まして…結局、企画が変わってしまい、撮影は無くなったのですが…

まぁ、そこまではこの稼業、よくある事なんですが、そこで取扱うカモ?だったキットで、ワシの方で製作を進めていたのですが、表面処理までで企画がお流れ…となってしまい…

しかし、このキット、素晴らしく出来がイイ感じなんですネ♫低価格帯のキットなのに、バンダイのこだわりっぷりがハンパないっす♫造形も素晴らしく…このままお蔵入り…も忍び無い…ウチの生徒さんのリクエストもあり、成仏させる事としました♫

製作コンセプトとしては、未来の世界の猫型ロボットをガチで作る…と言う感じっす♫と言っても、素組みなんですが、令和の今でもインジェクションキットの宿命、ヒケ、型ズレ、パーティングライン、継ぎ目、ゲート跡は存在するので、溶剤系流し込み接着剤、ラッカーパテを駆使して丁寧に処理します。接着剤、工具の要らないエントリーグレードなんですがネェ…塗装直前までで硬化時間込みで半日って所っす♫

塗装コンセプトは未来っぽい塗装ですかネェ…95%位、パール系っす♫下色にジャーマングレーで、ガイアノーツのプライマリーメタリックブルーとレッド、いわゆる雲母堂本舗のCCパールっす…を塗ってます。白はガイアカラーのダンバインカラーのオーラパールホワイト、目だけEXホワイトっす。大人気なくガッツリマスキングしてます♫各色塗り終わったら、バッチリクリアコートしてます。鈴は質感のイイ、ムーンゴールドっす。この色のみ質感重視でクリアコート無しっす。あ、雲母堂本舗のCCパール系は発色が素晴らしいっす♫当教室でも実費でお分けしてます♫是非お試しあれ♫

塗料がしっかり乾いたら、筆塗りっす♫瞳のハイライトはファレホの白っす。はみ出しても拭き取りしやすいので…スミ入れは、AKインタラクティブのwash系のニュートラルグレーと、口のみwash系のブラウンっす。赤だと生々しいので…AKのwash系はスミ入れには超便利っす♫

全身パール系で仕上げると、未来感半端ないっすネ♫

昔、ガキの頃コロコロコミックで読んでたワシが今50過ぎてドラえもんを作る事になるとは…感慨深いっす♫ホント、コミックから出て来た様な造形ですモン♫バンダイの技術の結晶っすよ♫おっさんでも充分楽しめるキットっす♫