製作:森 さとし

バンダイのAT-ATっす。昔から、海外メーカーで幾度と無くキット化されて来ましたが…自称STAR WARS大好きの私、レベルやら、AMTやら、一通り手を付けて来ました…が、一つとして完成した事が無かったんです。(^_^;)やー、言わして頂きますが…ひどいんですよ、出来が…フルスクラッチするよりマシ…な位。形状は違う、省略されまくり…’70年代辺りのAFVのキット並み…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)小学生の頃の自分には無理でしたね…や、中学、高校生、20代でも無理でした…で、上手くなってから作ろうと、もう、棚の肥しと化して…

時を戻そう…

現代になり、まさかのSTAR WARSの続編が始まったのです。’90代のエピソード1〜3ですっかり終わったと思っていたので、超ビックリ!でしたね…私としては、一生をSTAR WARSサーガと共にするとは…小学生の頃、ウチの親父と見に行ったエピソード4に始まり、ペプシ?の王冠を夢中になって集め、ホビージャパンのSTAR WARSの作例に夢中になり、タミヤ改造人形コンテストの山田卓司さんのC3-PO、R2-D2、ジョージルーカスのフィギュアのヴィネットに感動して…で、プラモを買い漁る事に…

あ、全編映画館で見てます♫リアルタイムで…

そんな私にとって、バンダイがSTAR WARSのキット開発&発売のライセンスを…と言うNewsは大事件だったのです。必然的に決定版リリースが約束される…と言う事なんで…

で、キットの製作ですが、先ず、どのメーカーのAT-ATと比べても、決定版と言ってイイでしょう♫こんなキットがスナップフィットとは、バンダイ恐るべし…っすね。誰もが簡単に高次元の造形のAT-ATが比較的安価で…イイ時代になったモンです♫昔の苦労と浪費は何だったのでしょう?(´-`).。oO

ただ、サイズが小さいかな…や、充分なサイズですが、昔のキットと比べると…あと、コクピットを気軽に見れる様、頭部外装が取れると楽しみ倍増だったかな?それらを差し引いても傑作キットである事は間違い無いっす♫

で、製作ですが、普通に素組みっす。ですから、塗装で見せようと…でも、単色なんですよね…(^_^;)

と言う事で、方向性を…そう、誰もが納得して頂ける様に、帝国の逆襲のホス戦のAT-ATを目指す方向で♫で、リマスター版を何度も確認して…と、イイ事思い付きまして…

昔、ホビージャパン誌上でSTAR WARS作例が賑わっていた時代、一斉を風靡した?”STAR WARS塗り”を今の時代に再現しようと…や、知ってる人の方が少ないでしょ。(-.-;)y-~~~私より一回り歳上のベテランさんなら…(^_^;)だって、SF3D以前の流行りでしたから…

どんな塗りかと言うと、当時は画期的だったんですが、白にシルバーを混ぜて淡いグレーを調色して…と言うモンです。当時小学生の自分には驚嘆の塗装法だったんです。もうエアブラシが欲しくなりましてね…だって、そんな色、缶スプレーでは無いっすもんね…で、お年玉でグンゼ産業のプロコンボーイ、エア缶で吹くシングルアクションのヤツと、”Led Zeppelin Ⅲ”を買った訳っす。だって、大好きなブルーザーブロディのテーマソング”移民の歌”が入ってたので…

で、普通に昔の技法の再現では無く、今の目で見てもOKな様にアレンジをしてます。パネル毎に若干色を変えたり、グラデーションを多用したり、シャフト類はガイアカラーのミラークロームで塗り、ウォッシング、ストレーキングを何段階かでやってます。

どうにかAT-ATとの決着は着けられたかな?ホス戦のジオラマ?あ…まぁ、いずれ…(^_^;)